複合化する公共施設の傾向

高度経済成長期に建てられた多くの公共施設の老朽化に伴い、建て替えの時期を迎え、公共サービスを一か所に集約する複合化公共施設が目立ってきている。KJ-NET(建築物件情報)でも2018年9月以降着工予定の複合化した公共施設物件が80件ある。
公共施設を複合化する背景には、少子高齢化、人口減などの社会環境、地方財政の悪化が大きく影響している。 このような状況下において、地域における公共サービスの機能や質の維持・向上を図りつつ、財政面での負担を軽減・平準化していく方策が各地方公共団体には求められており、地域内の複数の公共施設について、そのあり方や整備の方向性を一体的に考える「公共施設マネジメント」が注目されている。
複合化公共施設の組み合わせとしては、KJ-NET(建築物件情報)で2018年9月以降着工予定物件80件を考察すると、図書館と他の施設(交流施設、文化ホール、子育て支援施設など)の組み合わせが、32件と40%を占めている。これは、図書館と他の施設が一体的に利用されることで、より魅力的な複合施設になることが期待出来るからである。最近では、図書館とカフェやレストランなどの併設も増えてきており、資料収蔵や図書貸出の場という従来の図書館機能だけでなく、様々な図書館の過ごし方やコミュニティの創出の場へと移り変わってきている。
公共施設の複合化は、各施設の従来の機能から、複合化により、様々な目的をもった人が集まり、情報交換や、新しいものを創造するような場所として機能することが求められている。

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