例年よりも長かった梅雨も明け、夏の到来とともに好天が続き、猛烈な暑さが堪える時期となった。来年の今頃は2020年東京オリンピック・パラリンピック開催で大いに盛り上がっているだろう。KJ-NETで東京オリンピック・パラリンピック関連物件は、20数件あり、そろそろ竣工を向かえる時期に来ている。今回は、竣工間近にある有明周辺の物件を訪ねるため、東雲駅を降り、有明方面へと歩いてみた。
有明アリーナ

首都高速10号線沿いにある有明アリーナでは、オリンピックのバレーボール競技、パラリンピックの車いすバスケットボール競技を予定している。地上5階、延床面積45,600㎡の規模、観客席は仮設を含め15,000席を備える。また競技用車いすでの導線の確保や、太陽光エネルギーの利用などの新しい取り組みも特徴的だ。大会後はスポーツの国内外の大規模大会の会場や、コンサート、文化イベントの会場、身近なスポーツ実践の場としての利用などが考えられている。
(2019年12月竣工予定、施主/東京都、設計/竹中工務店、施工/竹中工務店・鉄建建設福田組・株木建設JV)
有明体操競技場

有明アリーナと首都高速10号線を挟んで向かい側にある有明体操競技場では、オリンピックの体操競技、パラリンピックのボッチャ競技を予定。地上3階、延床面積36,800㎡、ウォームアップ施設は地上1階4,000㎡の規模。
観客席12,000席を備える。外観からも見て取れるようにアーチ状の軒下空間に木材を多く取り入れた設計が特徴的だ。大会後は改修して展示場としての利用を予定。
(2019年10月竣工予定、施主/東京都、設計・施工/清水建設)
東雲駅と有明周辺を散策すると、建設中のホテルやマンションなどが多くみられ、来年の夏に向けての活気を感じつつ、その後の都市計画が進んでいる様相も感じとることが出来る。日本初のオリンピックが開催された1964年当時は、有明を含めた臨海周辺地域はまだ海だった。およそ半世紀での凄まじい発展には建設・土木の技術力の進歩が欠かせない。この後の半世紀でどのように様変わりしていくのか目が離せない。

担当:西浦 政朋
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