吹き荒れる未曾有の脅威

桜が咲き誇り始めたと思ったら、あっという間に散り、寒暖の差も激しい4月。設計士へ様々な建材を紹介しに事務所へ訪問させて頂いております。今回も設計士とお話させて頂いた内容をお伝えしたいと思います。

組織系設計事務所の閉鎖

世界中が「新型肺炎」という見えない敵を相手に、未曾有の状況に覆われています。「相馬さん、御免。徹底的に社外の人と会うなって言われてて。ゴールデンウイーク明けなら、何とかなるかも知れないから、こちらから連絡しますね」。これまで幾度となく訪問して来た設計士からの言葉に、私は迎合するしかありませんでした。まだ、電話が繋がるのは良い方で、大抵の組織系設計事務所、建設会社へ電話すると、「新型肺炎の影響で〜オフィスを閉鎖しております」とのアナウンスが流れてきます。

設計業務は在宅勤務に向く?

そんな中にあっても、「●日の●時なら会社に居るので、そこでお会いしましょうか?」「明日なら●時に来てくれるならお会い出来ますよ」と仰って下さる設計士の方もおられ、緊急事態宣言が発表された4月初旬でも、数名の設計士、建設会社の担当者に訪問する事が出来ました。他の職種と比較して、専門職の要素が強い設計士は、在宅勤務との親和性が高いようです。  
ただ、私が「大判の設計図面がプリントアウト出来なくて、不便ではないですか?」と問いかけると、「紙はなるべく使用しないようにしているので、あまり問題ないですよ」と回答される方が多くおられました。その一方で、どの職種でも同様だと思いますが、「自宅では社内ネットワークに繋がらない事が一番の悩みなんです」と沈痛な表情を浮かべる設計士が多くおられます。

設計士の困り事

建材商品の評価を一通り伺った後で、設計士に業務上での困り事や課題を伺うようにしているのですが、最近は専ら在宅勤務の話になります。その他にも、設計士は色々な課題を感じておられるようです。多いのは書類の置き場所やスペースの問題。作成した設計図面を一定期間は保管しなければならないけれど、カタログやサンプルが増えていき、書類を置く場所の確保に困る。
メーカーのカタログは出来ればDVDなどのデジタルデータで配布して欲しい。   また、新しい建材商品を探したいのだけれど、営業に来るのは大手の建材メーカーばかりで、定常的に採用している建材商品に偏ってしまう。屋外で一般的に使用されている建材を屋内でも違う用途で使用してみたい。でも、施工性やメンテナンス性が分からないと、軽々しく図面に落とせない。そのような困り事をヒアリングして、課題が解消出来そうな建材商品を推奨する。弊社はそういった活動をする事で、設計士から「少し」は頼りにされるような存在になっています。 

【担当:相馬 義輝】  

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