総務省の「令和6年版 情報通信白書」によると、日本におけるリモートワークの導入率は、2019年に約20%だったものが新型コロナウイルスの影響により2020年には47.5%に急増し、翌2021年には51.9%と半数を超えました。
その後、新型コロナウイルスが5類感染症に移行した2023年には49.9%と減少に転じ縮小傾向にあります。

このように新型コロナウイルスの影響で日本におけるリモートワークは急速に普及しました。しかしながら現在は、従業員に出社を促す「出社回帰」の傾向が強まっており、これまでフルリモート勤務を許可していた大企業でも出社義務を設けるケースが増えています。
<主な出社回帰の動き>
- アマゾン:2025年1月から週5日の完全オフィス勤務を導入。
- AWSジャパン:2025年1月から原則週5日の出社を求める。
- メタ:2023年9月より完全リモートワークを廃止し週3日の出社を義務付。
- グーグル:2024年9月に週3日以上の出社を従業員に要請。
- LINEヤフー:2025年4月から事業部門は週1回、それ以外は月1回の出社を求める。
- GMOインターネットグループ:2023年2月より週2日の原則出社へ変更。
- メルカリ:2025年、週2日以上のオフィス出社。
- アクセンチュア:2025年6月1日から週5日のフル出社を求める。
- 本田技研工業:2022年に全部署で原則出社を通達。
これに伴い、働きやすいオフィス環境の整備(リニューアル)の重要性にも注目が集まっています。それでは、従業員はオフィスをリニューアルする場合、どのようなポイントを重視しているのでしょか。
「もしオフィスをリニューアルする場合、オフィス環境に導入されていてほしいポイント」について尋ねたところ、上位3つは以下の通りとなりました。
1位『デスクや椅子の使いやすさ・快適さ』(42.0%)
2位『空調や換気の快適さ』(41.9%)
3位『休憩スペースやリフレッシュエリアが整備されている』(39.6%)
出所:「オフィス環境とモチベーション」に関する調査
株式会社イデックスビジネスサービス調べ
リニューアルにおいて重視しているポイントは、特別な「設備」よりも、デスクや空調といった日常的に影響を受ける「快適性」の改善であることがわかりました。
快適なオフィス空間を整備することは、従業員の満足度向上につながる大切なポイントです。
オフィスのレイアウトや設備など、集中しやすい環境を作るだけでなく、リフレッシュスペースの確保など日常的な働きやすさを整えることも重要です。
そこで今回は、オフィス環境整える製品を建材データベースサイト「BiC建材LABO」掲載製品の中からピックアップしました。
<株式会社ライオン事務器>オフィスチェアー<RIDE(ライド)>
>.jpg)
オフィスチェアーRIDE(ライド)は、まるでロッキングチェアーに揺られているような心地よいフィーリングでワークシーンを優雅に演出します。
前後に5°ずつ傾きながら、ゆったり揺れる「スイングスライド機構」を搭載。
特別な操作をすることなく、からだの重心位置の変化に応じて、思いのままにシートが揺れます。
詳細はこちらから
https://www.bic-net.jp/k-labo/lion_01/
<チヨダウーテ株式会社>せっこうボード〈チヨダMAG+ボード〉

12.5mmのせっこうボードに0.4mmの特殊磁性材を貼り合わせ、磁石が付ついて衝撃性に優れたせっこうボードです。一般的な居室の壁としてお使いいただけるほか、耐衝撃性に優れているので強度が要求される部位の構成材にも適しています。
詳細はこちらから
https://www.bic-net.jp/k-labo/chiyoda-ute_01/
<プラス株式会社>パーテーションホワイトボード〈ブラックフレームタイプ〉

自由に組み合わせができる3つのタイプ!
ホワイトボードに黒のフレームを施したシャープなデザイン。
オフィス空間をおしゃれに演出します。
詳細はこちらから
https://www.bic-net.jp/k-labo/plus_01/
<株式会社エイ・ティデザイン>オースリー “ エアー ピュアリ”

オースリー “ エアー ピュアリ” は、国際特許を取得した高性能オゾン発生体を搭載しています。
金属電極をセラミックやガラスで覆い、露出しない構造としたことで、オゾン発生を阻害する空気中の水分やガス成分の影響を受けにくい。
従来品は、高温・高湿環境ではオゾン発生効率が極端に低下していましたが、本発生体は温湿度の影響を最小限に抑えているため、常に安定した効果を発揮します。金属電極が露出していないため、空気中の水分やガス成分の影響に電極が劣化する心配がなく、簡単な洗浄で長期間使用できます。
詳細はこちらから
https://www.bic-net.jp/k-labo/atdesign_01
月間閲覧ランキング
建材ポータルサイト「BiC建材LABO」月間閲覧数TOP3をご紹介します。(対象期間:2025/8/15~2025/9/14)
No.1|<三谷セキサン株式会社>Hybridニーディング工法

11年連続全国シェアNo.1の三谷セキサンは、【支持力と品質】【コストと性能】【設計の自由度と施工の確実性】などを融合させ、一つの目的である「確かな支持力」を提供する新たな工法として、Hybridニーディング工法を開発いたしました。
従来工法に比べ、支持力と施工管理を強化した高支持力杭工法で、いままで以上にフレキシブルな設計が可能。
施工面でも新しい品質管理手法を取り入れ、よりコストパフォーマンスの高い、環境にも考慮した基礎杭を提供。
詳細はこちらから
https://www.bic-net.jp/k-labo/sekisan_01/
No.2|<日之出水道機器株式会社>グレーチング幅38mmの極細設計を実現した鋳鉄製スリット側溝

スリット幅38㎜。鋳鉄の特性を活かして細さと機能美を極限まで追求したスリット側溝です。
鉄の特性を生かし、細さと性能を極限まで追求したスリット側溝。
幅38mmの細いスリットが、タイルやインターロッキングの目地に馴染み、表層のパターン切替箇所においては境界を引き締め、引き立てる。
詳細はこちらから
https://www.bic-net.jp/k-labo/hinode-sk_05/
No.3|<カネカフォームプラスチックス株式会社>浮床用防振材「ビブラン-E」

複雑な設計・部品調達・施工をスッキリ解消 !
「浮床用防振材 ビブラン-E」は、浮床用の防振材として振動遮断性能、施工性、耐化学薬品性、耐水性に優れ、経年変化の少ない浮床用防振材です。
詳細はこちらから
https://www.bic-net.jp/k-labo/knkfps_01/
当社は40年近い建築業界でのマーケティング活動実績・全国建築計画情報 KJ-NET運用実績を基にした建築業界における様々なデータ・スキル、ネットワークを活かして、建材・設備メーカー様と建築設計士様双方のビジネスニーズをマッチングさせるお手伝いをいたします。