KJ-NETデータから見る2025年度第3四半期の全国非住宅着工延床面積状況

今回は、2025年12月25日まで配信したKJ-NETデータを活用して、2025年度の全国非住宅着工延床面積の状況を説明します。

2025年度第3四半期における延床面積700㎡以上の非住宅着工延床面積は、2,155万㎡

KJ-NET2025年12月配信時点での2025年度第3四半期における延床面積700㎡以上の非住宅着工延床面積は、2,155万㎡となります。これは、昨年度同時点(2024年12月配信時点)と比較すると106万㎡増(対前年度比105.2%)となります。
建物用途で多い順としては、「物流施設」が589万㎡、「複合施設(再開発含む)」が370万㎡、「事務所」が223万㎡、「工場施設」が185万㎡、「商業施設」が180万㎡、「教育施設」が176万㎡、となり、この6つの建物用途で非住宅全体の着工延床面積約80%を占めております。
また、物件数では、「物流施設」が 308物件で、うち5万㎡以上が32物件、「複合施設(再開発含む)」が105物件で、うち5万㎡以上が18物件となります。注目する点としては「宿泊施設」が100万㎡を超えており、近年のインバウンド需要の影響が伺えます。このようにKJ-NETは、単なる営業リストだけの役割に留まらず、データを蓄積することで統計や需要予測の分析にも役立ちます。次回は2025年度第4四半期の状況を2026年4月頃に掲載していきます。

【担当:菱沼 孝之】

※延床面積求め方
全国建築計画物件情報「KJ-NET」より①全国の延床面積700㎡以上の非住宅物件(民間・公共)、②工事種別は「新築」「増築」「改築」 ③工事進捗は「実施設計」「設計完了」「着工」「竣工」を対象に着工年度別に集計、④2025年度は、2025年12月25配信時点まで集計、2024年度は、2024年12月25日配信時点まで集計、2023年度は、2023年12月25日配信時点まで集計、2022年度は、2022年12月25日配信時点まで集計、2021年度は、2021年12月25日配信時点まで集計。

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