勉強会の企画開催で学んだこととは・・・

弊社はマーケティングリサーチの一貫として、クライアント向けの勉強会も企画開催している。弊社が今まで企画を行った勉強会は、商品開発(事業開発)の勉強会と業界動向の勉強会との2種類があり、前者は商品開発の担当者が集まり、短期・中期・長期の開発テーマを議論・発表する。後者は、営業開発や企画担当者を中心に業界動向のテーマを見つけて、それに対して議論する。契約期間は、半年から1年間。開催回数は1回/月~1回/2ヶ月。

弊社の役割は、商品開発の勉強会であれば、勉強会の推進(モデレーター)と議論された商品の情報提供。情報が不足している場合は、市場調査を行い、その結果を次回の勉強会に報告する。業界動向の勉強会は、営業開発や企画担当者が学びたいテーマの講師を弊社がコーディネートし、勉強会の推進を行う。この場合、講師を見つけるのに時間がかかるため、勉強会のテーマは事前に決めておく。講師は、テーマによってまちまちだが、基本は建築・建設の見識者であることと現役で仕事をしている人を講師として招いている。

今回は、業界動向の勉強会について説明したい。クライアントは樹脂建材メーカー、樹脂建材の特徴は耐水性、耐候性、清掃性、加工性に優れており、使用用途が広い。そのために、使用可能性がある業界・用途の見識者を探して、その見識者に業界の仕組みや市場性について話をしてもらう勉強会である。参加者は営業開発担当者、企画担当者の約20名から30名。テーマにより参加人員は異なる。契約期間は1年間でその主なテーマは下記となる。

①建築における色彩の捉え方(2回開催) ②公共トイレに求められる個室のあり方(2回開催) ③家具・プロダクトアウトの考え方(2回開催) ④コンビニエンスストアの公共トイレとしての役割 ⑤空間デザインの照明と内装材の関係 ⑥子供の生活環境に伴う園舎の設計変化と商品開発 ⑦少子化に伴うこれからの長寿命な学校づくり ⑧これからのオフィス環境の潮流 ⑨ホテルに求められる情緒を変えるものづくり。などが主なテーマとなる。

そのテーマ毎に講師(見識者)を見つけるのは大変。だいたい3ヶ月前に行動しなければ、講師の予定もあるので勉強会の日時調整が出来ない。上記のテーマには、それぞれに学んだことがたくさんあるが、一番記憶にあるのが、「少子化に伴うこれからの長寿命な学校づくり」である。
学校づくりの課題とは、①高機能な教育空間 ②小中一貫教育に対応した学校施設 ③木の学校づくり ④災害に強い学校づくり ⑤地球環境に優しい学校づくり ⑥学校施設の複合化 ⑦老朽化対策・長寿命化、などを学んだ。
その中で印象深い言葉は「『子供』と書いて『みらい』と読む」「学校が変われば日本が変わる」。この言葉は忘れない。

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