調査とゴルフクラブ

12年前に右目の網膜剥離手術を行ってからゴルフをやめました。ボールが2重に見えたり、クラブとボールの距離感が合わなかったり、ミスショットが多くゴルフを楽しめません。
もともと、ミスショットは多く、ゴルフは上手ではありませんが、クライアントとの付き合いもあり、
手術前は、年間40回位はプレーしていました。当時、弊社は、ゴルフクラブメーカー3社、B社、Y社、S社(D社)と取引があった関係上、それぞれのクライアントとプレーする時は、それぞれのメーカーのゴルフクラブでプレーしていました。

その都度、クラブをかえるのは面倒でしたが、S社とプレーするのにY社やS社(D社)の競合メーカーのクラブでプレーは出来ません。取引していた3社は、同じ業種でゴルフ部門があるものの、弊社が取引していたのはゴルフ部門ではなく、3社それぞれ違った部門からの発注で競合することもなく、調査の目的や種類も違っていました。だから、気にする必要はないんでしょうが、そう言っても、気を使いましたしお金も使いました。

B社の取り引きは、多くの部門の中でも住設機器を扱う部門からの受注が多く、ショールーム展開や販売店の組織化を推進するのが主な調査でした。ショールーム展開は、どこにショールームを出店すれば良いか、出店計画地域周辺の人口や世帯、交通量などの立地調査、及び競合企業のショールーム展開の調査を実施。販売店の組織調査は、実際に既存販売店へ赴き、課題やニーズの確認、及び新規販売店の開拓に関わる調査を、定期的に行いました。そんな関係から、社員価格でゴルフクラブを勧められ購入。買ってしまいました。

Y社からは、タイヤ部門と工業用のホースやベルトなどを扱う部門からの受注。タイヤ部門からの受注は、2回/年(冬・夏)で、首都圏のタイヤショップやカー用品ショップの調査を実施。タイヤ購入者の車種、タイヤの店頭価格、ショップの運営状況、などの調査。首都圏の主なタイヤショップやカー用品ショップへ訪問する調査ですから、2回/年であっても、受注額はそれなりでした。
工業用ホースやベルト部門からの調査は、実際に使用しているユーザー側のホースやベルトの使い勝手や問題点を発見する調査で、そんな取引関係から、社員価格でゴルフクラブを進められ購入。仕方なく買ってしまいました。

S社(D社)は、建材技術部門からの受注が多く、主な調査は建材用に開発した技術を応用した用途開発や共同開発をする先の発見調査。調査手法は、まず技術の優位性を確認し、その優位性を欲する製品はどの様な製品で、どの用途に使われているかを調査するもので、その製品の使用状況が分かれば、その製品を手掛けているメーカーへ面接調査を実施。そして、シーズとニーズが合えば、S社と面接調査先とのマッチングを行う。そんな関係から、社員価格でゴルフクラブを進められ購入。またまた買ってしまいました。断れませんでした。

結局、身分不相応ながら3セットのクラブを持つことに。クラブだけはプロ並みですが、腕前はビギナーです。一度だけ大失態があります。それは、B社と一緒にプレーをした時です。間違って、Y社のゴルフクラブを持って行った時があります。ゴルフ場で気が付きましたが、どうすることもできません。B社のクライアントに対し、競合メーカーのクラブを使うのも他社を知る意味では良いかと思って、な~んて、言い訳にならない言い訳をしたことを覚えています。スコアはメタメタでした。ゴルフをやめた今、そのクラブは、収納庫に眠っています。

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