第1回は東京都江東区猿江にあり、小名木川に設置されている『扇橋閘門(おうぎばしこうもん)』についてご紹介致します。

平成29年10月から平成31年2月まで耐震補強工事を行っており、工事が大詰めを迎えています。そもそも扇橋閘門が作られた理由は何だったのでしょうか。
江東エリアの地盤が比較的高い西側の河川は耐震護岸方式により整備されています。一方で地盤が低い東側の河川は、水門等で河川を閉めることで干潮面以下まで水位を低下させています。西側と東側の河川を通航する為に、水位を調節できる閘門が必要です。
今回の耐震補強工事は大地震が発生した際、水門の破損や変形で門扉が閉鎖できなくなる恐れがあることから、水門を補強し新たな門扉に交換することで津波などの浸水被害を抑える目的があります。下町を水害から守ってくれる大事なインフラとなっています。

工事は東京都財務局の発注で『扇橋閘門耐震補強工事』(機械設備 、電気設備)として「佐藤鉄工(株)」が、『扇橋閘門耐震補強工事(その2)』(躯体補強工、河川土工、地盤改良工、矢板護岸工)として「大豊・黒部建設共同企業体」がそれぞれ担当をしています。
ちなみに管理棟は『扇橋閘門管理棟』として弊社KJ-NETにも情報があり、設計:「(株)東京建設コンサルタント」、施工:「(株)イズミ・コンストラクション」で工事が行われています。
扇橋閘門は2019年4月から開門予定です。(工事は同年2月内に終了を予定)水上バスやカヤック・カヌーなどでも通行可能です。暖かくなる頃に新しい水門を見に行くのも趣があって良いかと思います。
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