2021年度のi-Construction、ICT活用

2020年度はコロナに終始してしまったが、そんな中でも土木工事・ICT活用工事は多数が発注され存在感を見せた。今回は新年度を間近に控え2021年度のi-Construction、ICT活用工事の動きを予習してみたいと思う。

1. ICT活用工事の対象の追加

新たに3工種が対象の追加された。ICT構造物工、ICT路盤工、ICT海上地盤改良工がi-Constructionに関する工種の拡大により、令和3年度から追加となる。ICT構造物工は「橋脚」、「橋台」、ICT海上地盤改良工は「床堀工」、「置換工」それぞれが対象となる。既存の舗装工や浚渫工などとも併せて総合的なICT活用工事が増えると見込む。

2.指定工事、希望型工事の範囲拡大

ICT活用工事の発注方式の基準が変わる。発注者指定型の範囲が広くなり、現在希望Ⅰ型の範囲の部分に食い込む形となる。それに押される形で希望Ⅰ型の範囲も広がる。これによりICT活用工事の施工数増加に繋がる。

国土交通省ICT導入協議会(第12回)公表の【資料-3】 ICT 施工の普及拡大に向けた取組より抜粋
3.その他の動き

昨年国土交通省より発表されたBIM/CIM23年原則化や除雪作業や除雪車の省人化を目的としたi-snowなどi-Constructionの取り組みは広がりを見せる。さらに昨年11月と今年の2月に開かれた港湾におけるi-Construction推進委員会では浚渫工や基礎工、本体工においてのICT活用を推進が打ち出された。2021年度を含め、今後のICT活用の動向はより活発になると思われる。

(片岡 優介)

全国土木工事情報サービス「D-NET」は、国土交通省発注の土木工事入札情報(入札公告・落札情報)を週1回メールでお届けするサービスです。
建設マーケティングのプロフェッショナルが入札情報を建設・マーケティングの視点で整理した土木工事入札情報は、発注者詳細・ICT活用工事・工事内容など、工事に関わる情報はエクセルにすべて表示。貴社での内容確認作業の手間を大幅に軽減できます。
カテゴリー弊社が収集・分析した建設業界に関するデータや市場動向の情報、ちょっと一息タイムにご覧いただけるコラムなど建設関連の情報収集に役立つコンテンツを集めたライブラリーです
全国建築計画物件情報「KJ-NET」概要
全国建築計画物件情報「KJ-NET」基本活用編
TOP