2回目の海外視察企画

パリで開催されるヨーロッパ最大の建設見本市「バティマット」の視察。先月説明した1回目のハラハラドキドキの無謀な視察企画は、1999年に実施。2回目の視察企画は、それから2年後の2001年に実施。2回目の視察企画は、実施すべきかどうか迷ったが、1回目の参加者から写真やお礼の手紙を頂いた事。参加企業の他の部門やJTBから、2回目は実施しないのかと、問い合せがあった事。そして、1回目の反省を生かしたく、皆が期待してくれるならと思い再び実施することを決めた。

企画内容は、日程が2001年11月4日~11日。前回同様に、初めの3日間はパリの「バティマット」を視察。4日目以降は、ドイツ・ベルリンに移動し、「外断熱のリニューアル集合住宅」「節水や緑化を取り入れたエコビル」の視察。両視察ともベルリン市の環境保護担当者と設計担当者に、JTBを通じて建築物の説明をしてもらえるように事前交渉。今思えば、ベルリン市の環境保護担当者や設計士が、当視察に対し、現場に来て、説明してくれたと思う。ベルリンの最終日は、エコ建材を取り扱う「ホームセンター」数店舗の視察とその日の夜は懇親会。そのような視察企画でした。

参加企業の要望を事前に確認していたこともあり、視察企画は成功。
参加人数は、ハウスメーカー、樹脂加工メーカー、防水材メーカーの13名。2回目は、添乗員も付いて企画として成り立った。私自身、初めてのドイツ・ベルリンであり、エコ建築物の視察は勿論、ベルリンの壁が崩壊(1989年)した跡も見学したく、添乗員がいることで会話の心配もなく、皆を安全に引率できる楽しい視察になるだろうと思っていたが、そう簡単にはいかなかった。1回目と同じハラハラドキドキの視察でした。

その理由が、パリの出来事。パリの地下鉄はスリが多いから注意するようにと言っていたにも関わらず、参加者の1名が地下鉄でスリに合い、財布を盗まれる。本人はガックリで、責任は団長の私にあると言い出すやら。パスポートは、ホテルに保管していたので不幸中の幸いでした。次の出来事はベルリンの夜。数名で近くのバーに飲みに行って、観光客を狙った相手とトラブルに巻き込まれ、パトカーが来る始末。視察後半は、疲れたのか、出発集合時間になってもホテルのロビーに来ない。現場視察しているのに、近くのショップで買い物をしている等、13名をまとめるのに苦労したことを思い出す。 

1目は、私を含めて参加人員が6名と少なかったこともあり、皆をまとめやすかったが、2回目は、参加人員が13名と多く、添乗員と一緒に引率に苦労した。しかし、最後のベルリン親睦会で、参加者の皆が、とても良かった視察だったと、労をねぎらってくれた事を今でも鮮明に覚えている。参加した数名とは、今でも、連絡を取り合う間柄である。何事もチャレンジと経験が大切であると教えられた視察企画でした。2001年以降、「バティマット」の視察を企画していないが、次回の2021年には是非企画してみたいと思う。

*「バティマット」は、2年に1回の開催。今年11月開催のため、次回は2021年が開催となる。。

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