
タイルは、「粘土またはその他の無機質原料を形成し、要求される品質特性が得られるように高温で焼成された、厚さが40mm未満の板状の不燃材料」とされ、用途によって外装タイル、内装タイル、床タイル、モザイクタイルがあります。 経済産業省の国内出荷実績をみると、2015年が44,106百万円、2016年が43,245百万円、2017年が41,945百万円と、減少傾向に歯止めがかかっていません(グラフ参照)。ピークだった1995年と比較し、1/4の規模にまで減少しています。
タイルの利点として、①耐久性に優れ、自然環境に対し劣化・変色・変質がほぼない、 ②化学的安定性があり酸やアルカリ等薬品に対し変質しにくい、③耐熱性、耐火性、防水性に優れる、④様々な風合いや色彩、形、材質感が実現できる優れた意匠性を有する、といった特徴が挙げられます。有名な外装タイルの施工事例としては、東京駅丸の内口前の丸の内ビルディング(丸ビル、2002年竣工)の「光触媒タイル」があります。
最近のトレンドとして、インクジェット印刷技術の向上、大型化、省エネ、が挙げられます。1,000℃以上で焼成してもきれいに発色する顔料インクの開発、デジタルデータ作成技術の向上等タイルの製造に導入するインクジェット印刷技術が進んだことと大型化により用途範囲の拡大が期待され、またタイルの製造技術の進歩で、水を使わないプロセスが開発され省エネの観点でも注目され始めています。
タイル市場は、海外に目を向けると2014年の生産量が2010年と比較し5年間で30%も増える等拡大の一途を辿っています。国内メーカーは抗菌、防汚、調湿に続く高機能化開発を進めていくこと、自然の風合いを生かし優れた意匠を開発し、海外に発信することが重要になってきます。
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