ドライミスト発生装置市場の動向

『ドライミスト発生装置』は、水道水等を高精度スプレーノズル、ポンプ、コンプレッサー等により微細な霧(ミスト)状の粒子に変え、周囲に散布する装置を指します。霧が発生する際に周囲の熱を奪い気化熱で温度を下げる構造です。極めて微細な粒子である為、蒸散作用に優れ、人に触れても「濡れる」という感覚がないのが特徴です。特に熱中症対策としてスポーツ施設やイベント主催者、商店街、学校等から引合いが強まっています。

 2017年度のドライミスト発生装置市場は約100システムと推定され、2015年度の90システムと比較し、1割強の伸長率となっています。今後東京オリパラ開催を控え、2020年度には145システムに達すると見られます。システム価格は、簡易なタイプでは50万円程度から、自動制御装置を含んだタイプで900万円までとかなり幅があり、加えて水道工事等の工事費用、メンテナンス費用が、更に上乗せされます。 ヒートアイランド対策に効果的であることから、東京都や他の自治体が補助金を出すことでイニシャルコストの低減が図られ、東京都では「クールスポット創出支援事業」「ヒートアイランド対策助成金」等が挙げられます。
ドライミスト発生装置は、不特定多数の利用者に対し、公共のスペースに設置されるケースが多く、設置するタイプによっては建築工事となり建築確認申請等の手続きが必要で、また土地所有者や管理者等の権利関係や細かい調整も必要になります。また冬場の活用方法等についても改善の余地が残されており、こうした課題を一つ一つ解消していくことが今後の市場拡大に繋がっていくと考えます。

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