
日本アルミ手摺工業会によると、2017年度のアルミ製手摺市場は、321.0万mで対前期比4%減。新築マンション着工の減少、市況の悪化、現場職人の人手不足による施工の遅れ等が減少要因となっています。2018年度は、東京オリンピック・パラリンピック開催により、手摺需要は増加傾向で推移するとの見方が支配的です。現状では新築9割、改修1割と新築が圧倒していますが、老朽化マンションの改修需要が伸びに伴い、スチールからアルミへの転換が加速されることも、アルミ製手摺需要増の背景にあるものとみられます。
手摺が採用される箇所としては、マンションのベランダが最も多いですが、室内を見ると玄関から階段、廊下からトイレや浴室等とあらゆる箇所に使われています。本格的な高齢者社会になる今後の住環境において、手摺の存在感は高まる一方です。
手摺で重要視される要件は「安全」「安心」ですが、それと共に「デザイン性」も大切な要素です。画一的な空間にならないよう、個性の表現やプライバシーを重視するシニア層を考慮したデザインやカラーが注目を集めています。例えば、シニア層が認識しやすいように、トイレや浴室の手摺の色合いを赤色に統一する事例がみられます。
材質や握り易さも重要な要素です。握力が弱くても体を預けて手を擦りながら歩行できる「廊下平手摺」、クッション性のある材質と八角形状でやわらかく握りやすい「八角手摺」、車椅子やストレッチャーとの衝撃を緩和できるクッション性を併せ持った「衝撃緩和手摺」等、様々な手摺が展開され、こうしたデザインや機能面でアイディア性のある手摺は、今後、注目できるトレンドになると考えます。
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