システムキッチンの普及率は71.4%で、リフォーム市場に新商品の動きあり

キッチンバス工業会によると、2016年度のシステムキッチン出荷台数は対前年比101.1%の1,287千台で推移。その要因は、2016年度の新築着工戸数が、対前年比105.1%の約98万戸と前期に引き続き好調に推移している事と、リフォーム市場に於いても出荷台数が増えている事が言えます。施工に関わる人材不足や消費税率10%への引上げが延期になったことで、特にリフォームする際に、急いでシステムキッチンを購入することもないとの消費者の声もありましたが、システムキッチンの出荷台数が新築着工戸数を上回っていることから、その上回っている出荷台数分がリフォーム市場に流れていると思われます(新築着工とのタイムラグはありますが)。

因みに、内閣府の消費者動向調査のシステムキッチンの普及率(二人以上の世帯)は、2016年度で71.4%。統計をとりだした1992年の24.4%と比べると年々普及率は高まり、2020年には、温水洗浄便座の普及率81.2%、ルームエアコンの普及率92.5%と同様にシステムキッチンの普及率は90%台になると思われます。その普及率の多くは、リフォーム市場とみられます。今後の主要メーカーの取組みを見ると、間口や通路が狭いリフォーム市場向けに、配管位置、天井や床との距離を調整する部材を揃えるなど、搬入しやすいコンパクトキッチン(開口1,500~2,000mm)を開発しています。今後システムキッチンの取替え時期に入るリフォーム物件も増える事から、システムキッチン周辺に新たな商品開発やビジネスチャンスが誕生すると考えます。

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