5月号で、建設分野のマーケティングは、約30年前と比べ進化したと説明したが、6月のマーケティング依頼案件からも、その進化は確実に進んでいると言える。そのマーケティング案件とは、新規事業や既存商品のマーケティング案件で、例えば、①自社の強み弱みの再確認と商品開発の領域や基準の見直しをしたい。②開発した新商品の受容性や効果的な販売展開の仕組みづくりをしたい。③既存商品を新たな市場(地域)へ展開したい為に行政の補助金や取組みを知りたい等々。
以前に増して、このような案件が増えているのは、既存市場の需要構造が変化し、ニーズが捉えにくくなっている為である。需要構造の変化とは、新設が減少しストックが増加。ストックが増加すると攻めるターゲット(ルート)が変わり、求められる建材やサービスも異なってくる。新築の様な今までの商売では通用しにくい。だからと言って新規市場を狙うにしても、その市場が見極められない。その様な事から、以上の様なマーケティング案件が増えている。
同じ様な事で悩んでいる企業も多いと思うので、参考に①~③で、何をすべきかを説明する。①は、まず自社の取引先や顧客を整理し、その対象先へ課題や不満足を確認し現状を把握する事。②ついては、想定した用途毎のターゲット(ゼネコン・設計・工務店・施主)を分析し、そのターゲットのニーズ探索をする事。③の場合は、地域を狙うのであれば、人口規模が多い行政を整理し、その行政毎に売りたい商品の補助金や取組みについて情報収集する事。是非、参考にして頂きたい。先日、弊社KJ-NETにドローンを取扱う企業から問合せがあった。i-Constructionを背景に、建設業界も新たな動きが始まっている。