暗く・臭く・汚い学校トイレツアー

そのプラカードに大きな文字で書かれていたのは、『学校トイレツアーの集合場所はこちら』のプラカードである。
聞きなれない“トイレツアー”。誰だって暗く・臭く・汚い(3K)トイレをツアーするなんて不思議に思うでしょうね。
この企画の背景は、弊社がマーケティング支援をしていた樹脂建材の用途としてトイレブースを提案。何故トイレブース。それは、樹脂建材の強みが「カラーが豊富」「水や耐久性に強い」「R加工が容易」「清掃性に優れている」、等の理由。それと当時3Kのトイレ改善が話題になっていたからで、学校以外にオフィス、駅、公共施設のトイレもターゲット。その中で、学校トイレに絞ったのは、学校トイレが劣悪な環境で教育の一環として改善の必要性が高かったからである。 

学校トイレツアーの参加者は、学校施設担当者21名。設計事務所6名。合計27名の参加。学校側の参加者は東京都以外に千葉、埼玉、神奈川からも参加。思いのほか学校側の参加者が多く、スケジュールは、10時50分JR品川駅東口集合。まずは、当時新しい品川駅構内のチップ制トイレを見学後、11時40分東口に停めていた貸し切りバス1台で都立大山高校(板橋区)へ出発。到着予定は13時30分。車中は、昼食弁当を食べながら、樹脂建材の映像を放映。トイレ設計の第一人者「小林純子先生」に搭乗して頂いたので、先生の学校トイレの話しを聞きながら同高校に向かった。 

予定通り13時30分前後に都立大山高校に到着。同高校は、トイレのジメジメした暗いイメージを一掃したい。壊れやすいトイレブースを強固なブースにしたい。との意向から樹脂建材を採用。そのトイレブースの見学を行い、設計した小林先生と学校側のトイレ空間の考え方について説明を受ける。
そして、説明後の14時30分に、次の学校、武蔵野市の藤村女子中学校に向かう。同中学校には、15時30分に到着。同中学校は、校舎の老朽化から、トイレ自体も暗く・臭く・汚い・危険の4K。女子中学生自らトイレの改修計画に参加して完成したトイレ空間。トイレの見学と小林先生と学校側、そして生徒の説明を受け、17時20分に終了。現地解散。

まずは、事故も無く、参加者の方から“良いツアーでした”と言われたのは良かったが、旅行会社の添乗員と勘違いした方もいたりして、嬉しいやら悲しいやら。そんな学校トイレツアーでした。

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